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理科の合否を分けた一題

青山学院中入試対策・理科の合否を分けた一題(2016年度)

難易度分類

[1] (1)A (2)A (3)B (4)B (5)B
[2] (1)A (2)A (3)A (4)A (5)B
[3] (1)A (2)A (3)A (4)A (5)B
[4] (1)A (2)① A  ② B (3)① A ② A
[5] (1)A (2)A (3)A (4)① A ② A (5)B

A:青山学院中等部合格を目指すなら必ず得点したい問題
B:やや難しく差がつく問題
C:難問

出題総評

今年度(2016年)の青山学院中等部の理科は、大問5題の構成でした。[1]は小問集合、[2]は太陽の動き、[3]は蚊(昆虫)に関する問題、[4]は水溶液の性質、[5]は電流と磁界からの出題でした。全体的に、理科の基本的な知識を問う問題が中心です。生物、地学、化学、物理各分野から出題されていますので、全分野ともまんべんなく基礎を固めておきましょう。

問題別寸評

[1]
(1)

ロケットの打ち上げ予定時刻が秒単位で決められているのは、目的となる場所へ正確に到着させるためです。地球が自転しているため、打ち上げ時刻がずれるとロケットが間違った方向に飛んでいってしまいます。

(2)

植物の茎や幹の外側には師管が通っています。師管は植物の葉でつくられた養分が通っています。ここが削り取られると、植物は成長できなくなります。

(3)

固体から液体にならずにいきなり気体になる状態変化を昇華といいます。冷蔵庫に長い間入れておいた氷が小さくなるのも昇華です。

(4)

鏡は身長の半分の長さで良いので、兄の全身を見るには80㎝、弟の全身を見るには55㎝の鏡が必要です。兄の鏡は上の端が高さ155㎝で下の端が75㎝。弟の鏡は上の端が115㎝で下の端が55㎝です。兄と弟を両方見るには、兄の鏡の上の端と弟の鏡の下の端の長さが必要です。よって、縦の長さは、100㎝(155-55)です。

(5)

⇒合否を分けた一題参照。

[2]
(1)

青山学院がある東京は兵庫県明石市より東にあるので、太陽の南中時刻は正午より早くなります。

(2)

太陽の直径は地球の直径の109倍です。黒点の直径が太陽の50分の1ですので、黒点の直径のほうが地球の直径より大きくなります。

(3)

黒点は太陽の表面温度(約6000度)より低くなっています。

(4)

棒の影が動くのは太陽が動くからです。また、太陽が動いて見えるのは地球が自転しているからです。

(5)

約4時間後の影が南よりにできているので、夕方に太陽が北よりにあることがわかります。夏至の日には、太陽は真東より北よりから出て、真西より北よりに沈みます。

[3]
(1)

蚊によって広がる病気はデング熱とマラリアです。

(2)

蚊は気管というところで呼吸をします。気管があるのは腹部です。

(3)

羽が2枚の昆虫は、アブ、蚊、はえです。

(4)

蚊は完全変態です。

(5)

血液を吸うのはヒトスジシマカのメスです。

[4]
(1)

石灰水と炭酸水を混ぜると白くにごります。これは炭酸カルシウムができたからです。

(2)

①Aの中の塩酸と二酸化炭素はそれぞれ塩化水素と二酸化炭素という気体が溶けた水溶液です。
②BとEはBTB液が青色になったことから、アルカリ性の水酸化ナトリウム水溶液があまっています。水酸化ナトリウム水溶液には固体の水酸化ナトリウムが溶けています。

(3)

①AとFはBTB液が黄色になったことから、酸性の塩酸があまっています。鉄は塩酸に溶けて水素が発生します。
②水素は燃料電池車の原料です。水素は燃えると水になるので、燃料電池車は二酸化炭素がまったく出ない究極のエコカーと呼ばれています。

[5]
(1)

導線を右手の掌と方位磁針の間にはさみ電流の流れる方向に指先を合わせます。右手の親指の方向に方位磁針は振れます。

(2)

方位磁針の振れ幅が大きくなるのは電流が多く流れた時です。回路に電流が多く流れるのは、豆電球を並列つなぎにした時です。

(3)

左側の回路も右側の回路も方位磁針は左(西側)に振れるように磁力が働くので、振れる向きは変わらずに、振れ幅が大きくなります。

(4)

①電流の大きさが同じで、流れる方向が反対になるものを選びます。
②乾電池を並列つなぎにしても回路に流れる電流の大きさは変わらないので、豆電球の明るさは変化しません。(ただし、乾電池の持ちは長くなります。)

(5)

豆電球を並列つなぎにすると回路に流れる電流の大きさは2倍になります。また、乾電池を直列つなぎにしても回路に流れる電流の大きさは2倍になります。方位磁針が振れなくなるのは、回路の流れる電流の大きさが同じで向きが反対の時です。よって、豆電球が並列つなぎのもの(イ)と、乾電池が直列つなぎで電流の流れる向きが反対になるもの(ア)を選びます。

合否を分けた一題

【問題】 
放射性物質のセシウム137は、放射性物質を出しながら約半分が30年かけてバリウム137という物質に変化します。この30年をセシウム137の半減期といいます。よって、セシウム137は30年かけて半分になり、さらに30年かけてはじめにあった量の4分の1になります。このセシウム137がはじめの量の1000分の1になるにはおよそ何年かかりますか。

ア 150年  イ 300年  ウ 600年  エ 1000年  オ 1500年

【解説】
セシウム137という放射性物質の半減期は30年です。つまり、セシウム137は30年ごとに半分になっていきます。30年後にはじめの量の2分の1、次の30年で4分の1というように減っていきます。分母の変化を見ると、1、2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024と増えていきます。つまり、10回目の30年で、1000分の1になります。よって、300年後(30×10)とわかります。

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