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算数の合否を分けた一題

浅野中入試対策・社会の合否を分けた一題(2018年度)

難易度分類

 

大問1 問1 あ:A  い:A  う:A
問2 B
問3 A
問4 A
問5 A
問6 A
問7 B
問8 A
大問2 問1 あ:A  い:A  う:A
問2 A
問3 A
問4 A
問6 A
問6 B
問7 B
問8 A
大問3 問1 B
問2 A
問3 A
問4 C
問5 A
問6 A
問7 B
問8 B
大問4 B

A:易しい(浅野中合格を目指すなら確実に正解すべきレベル)
B:標準的(ややまぎわらしいが落とせないレベル、ここで差がつく問題)
C:難しい(受験者の大半ができないため差はつかない問題)

出題総評

設問の難易度は、過去問演習を積んでいれば、慣れたものでしょう。ただし、浅野中特有の大型記述問題や、選択肢の「正しい・正しくないもの」・「一つ選べ・すべて選べ」などの条件をしっかりと整理することを心がけましょう。一見すると所見に感じる問題も、一部を除き、ほとんどが時系列の確認や、用語・人物とその説明が正しく整理できてさえいれば解答が可能なものです。ただし、弱点分野が複数ある受験生にとっては難関に感じたかもしれません。
また、条件整理の問題や、大問4の大型記述など、社会科の知識を前提としながらもきちんとした推考のできることが必要でしょう。そのためにも日頃から、単に暗記する学習ではなく、「これはどういう意味なのだろうか」などという観点で知識の整理を心がけていくことが必要でしょう。

全般的分析

2016年度の浅野中の社会は大問4題で、最後の一題が資料を読み取り、記述をするという例年通りの出題でした。大問1の歴史は全て知識問題で平易な問題がほとんどでした。しかし、文章中の穴埋め問題があるため問題を読まなければならず、時間がかかったかもしれません。地理に関しては地図の読み取り、資料の読み取りが非常に難しく、差がつかないと思われます。公民に関しては、あまり文章を読む必要はありませんが、塾で習う内容ではない、考える問題が出題されていました。

問題別寸評

Ⅰ 絵画や陶磁器などを題材とした歴史の問題
問1

空欄の前後に「歌川広重らの あ が複数描かれています」「モースが発見した い 土器は、土器に文様をほどこす…」「世界最古の木造建築である う 寺」などの言葉から容易に解答ができたのではないでしょうか。

問2

少し戸惑った受験生も居たのではないでしょうか。少しだけ国語の読解問題のような感じがする問題です。ただし、チューリップ畑を題材にしているということからも祖国が想像できるのではないでしょうか。

問3

聖徳太子は、推古天皇の摂政となり、遣隋使として小野妹子を隋へ派遣し、対等な外交をしようとしました。また、その航海は危険を伴うものであったために、持統天皇は瀬戸内海に航海の安全を祈って厳島神社を建立しました。

問4

吉備真備という人物は、8世紀に遣唐使として広く知識をつけて帰国し、聖武天皇に仕え、政策を陰ながら支えた人物です。大化の改新は7世紀半ばのことですので、時系列が正しくないということがわかります。

問5

時系列を追うことに加えて、絵巻物に描かれていることを読み取ることができれば解答が可能です。きちんと読み取ることはどの学校でも近年出題が多いものですのできちんと練習をしておきましょう。

問6

元寇に関して、深く知る必要はないですが、必要な知識を整頓する必要がありました。鎌倉時代は武士の世の中になったはじめの時代ですので、歴史の転換点でもあります。「だれが、何をしたのか」区別できるようにしましょう。

問7

江戸幕府が禁教令を出しても、キリシタンが長崎に潜伏していたため、日本人の海外渡航や帰国の禁止などの弾圧を強めました。すると、1637年には島原・天草一揆が起こりました。それに関する遺産群が2018年、世界文化遺産に登録されました。

問8

現代の公民と同じ感覚でいると間違えやすいので気をつけましょう。あくまで、天皇が主権者であったので、議会が開催される前に憲法が制定されています。また、1881年に「国会開設の詔」が出されたことをきっかけに自由党・立憲改進党がそれぞれ結成されました。なお、「立憲改進党」は漢字に注意しましょう。

Ⅱ そば・うどんの分布に関する地理の問題
問1

 あ  う は直前直後にある言葉をてがかりに解いていけば、ほぼ一問一答として解答が出来るでしょう。 い は稲庭うどんが秋田県であることがわかれば解答が出来たでしょう。また、本文をよく見てみれば奥羽山脈でやませがさえぎられるなどのヒントからも解答が絞り出せることでしょう。

問2

蕎麦の名産地と都道府県のシンボルを組み合わせた問題です。「出雲蕎麦→島根県」や「ナンブアカマツ→岩手県」などのように旧国名がヒントとなり解答がすすめられることでしょう。県花などをしっかりと覚えるというよりも、「知っている知識から解答を紡ぎ出す」ほうが効率出来でしょう。

問3

雨温図の問題です。大潟は日本海側であるために、冬の降水量が多く、宮古は太平洋側であるために夏の降水量が多いです。また、八幡平は、奥羽山脈に位置し、高山地域のために気温が他に比べて低くなっています。

問4

偏西風は西から東に吹いている風であり、台風などが東へ進路を変えるのはこれによるものです。

問5

点Pは山頂よりも西側にあるため、山の東側に位置する宮沢川に流れることはありません。地図記号をきちんと読み取れればさほど苦労はしないでしょう。

問6

たらは、寒冷な水域に多く分布しています。かつおは高知県をはじめとした黒潮に乗ってやってくるため、その海流が流れ着くところで多く漁獲されています。いわしは、古くは三陸海岸で地引網が行われていたようですが、近年は漁獲高を落としています。

問7

森林は日本の約三分の二を占めています。覚えにくいときには「木」の数で考えましょう。「森(3)、分の、林(2)」で区別できます。また、農業の働き手がすき無くなっていることから、森林よりも、農地の利用が減少しているということも考えられるとよいでしょう。

問8

日本は耕地面積がせまく、農家の数が減少すると食糧難に陥る可能性はありますが、海外では大規模農園での農業(プランテーション)が行われているため、少ない労力で多くの収穫を得ることが出来るのです。一方で、食の安全性について、日本と海外では考え方が違うようです。

Ⅲ Xくんの放課後から帰宅までの道のり関する公民の問題
問1

班としての支持はYさんが多く、それをクラス代表とすることから、Yさんがクラス代表となります。しかし、Zさんを支持する人はどのような意見を求めるのか、班としての支持と、項目ごとの結果をもとに、それにふさわしくないものを選びましょう。

問2

グラフの読み取りの問題です。グラフや選択肢の説明をきちんと考えることで解答ができます。表面的な文字情報だけで考えると混乱してしまう可能性がありますので、社会科の知識頼りというよりも、きちんと頭を使い、正しく情報を読んでいくことが大切です。

問3

三権分立において、法律を制定することができるのは、「国の唯一の立法機関」である国会であることから解答をすすめましょう。

問4

広告をする手段は、日々電子化されています。インターネットやスマホなどから情報を得る人が多くなっていることから、紙ベースの広告費がすくなっているということを浮かべます。

問5

自治体の定める条例はそこに住む住民の生活をより良くするために制定されますが、基本的人権は侵すことのできない永久の権利ですので、個人の手によって勝手に撤去することができません。自転車は個人の財産ですので財産権が保証されます。

問6

内閣が国会の信任にもとづいて成立するために、国会と内閣が連携して責任を負うという仕組みを、議院内閣制といいます。

問7

電子マネーは利用するとその履歴が見られるので、その情報を集めることは、より需要の高い製品を開発するために重要となるのです。

問8

消費行動についての問です。あることがらを調べたり移動したりするためにかかるのは労力だったり、時間だったりします。それを調べる手間をコストとして消費行動しているのです。

問9

⇒合否を分けた1題です。
すべての情報をきちんと整頓しましょう。問題文から「出来事の背景・理由・過程・結果・影響を考えること」、資料から「稲作の時期(春~秋が繁忙期、冬~春先が農閑期)と、月別死亡率、上杉謙信が出征した時期(冬~春先)」がわかります。その観点で設問をみると、上杉謙信が出兵した時期を特定し、その理由を解答します。そこで、設問からもヒントを見出します。現代と当時の死亡率を比較すること・特定の時期での出兵がおおいのかということに注目します。このような観点から表に注目すれば以下のような要素が見えてきます。   
①:出兵時期と、農閑期が重なっていること。
→兵力として、農民が利用できるのではないか。
②:死亡時期が、稲作のはじまりのところで多くなっていること。
→前年に収穫した米の備蓄がなくなってきて、飢えによる死亡者が多くなっているのではないか。
③:図をみると、略奪のような絵になっていること。
→米などの食料を奪っているのではないか。

これらのことをまとめて書けば、きちんと解答にたどり着くでしょう。

問6 

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