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理科の合否を分けた一題

雙葉中入試対策・理科の合否を分けた一題(2012年度)

2012年度の雙葉、やや難しい。難問というほどの問題はありませんが、「やや難」程度の問題が多い印象です。
[1]~[4]まですべて実験にからめた問題で、問題文も長く、また計算問題も多いので、これを30分で解くのは大変だと思います。[1]てこ[2]溶解度[3]光合成までで苦手なものがあればかなりの失点になってしまったことと思います。
ここでは苦手な受験生が多いであろう[2]を取り上げます。ここが出来ると、ライバルに差をつけ、合格がグッと近くなったはずです。
[2]
問1この問題は問題文を整理することが最大のポイントです。
A ビーカー200g 水100g      計300g →280g
B ビーカー200g 水100g 食塩20g 計320g →302g
蒸発した水=減った重さですから
ア 300-280=「20g」
イ 320-302=「18g」
となります。
Bの食塩水の方が蒸発した水が少ないので、
ウ 水に食塩をとかすと水が蒸発「しにくく」なります

問2ビーカーBの食塩水の重さは120gです。
食塩水1cm3 1.12g
□ cm3 120g
よって、120÷1.12=107.1
小数第1位を切り捨てなので、「107cm3」

問3 食塩の結晶は見られなかったことから、Bにとけている食塩は20gです。
食塩水の重さは302-200(ビーカー)=102gです。
よって
20÷102=0.1960=19.60%
小数第2位を四捨五入なので、「19.6%」

問4 これはサービス問題ですね。「ろ過」

問5 ここがいちばん難しいと思います。
食塩は結晶となって出てきていますが、ビーカー内にあるため、とけているものと結晶になっているものの和が20gのままなのがポイントです。
B全体の重さが260g これは
ビーカー+水+食塩(とけているものと結晶になっているものの和)ですから
200+□+20=260
水は40g残っています。
「水100gあたり38gとけている」とありますから
水100g 食塩38g
水40g  食塩□g
38×40/100=15.2g…とけている食塩
よって、結晶は
20-15.2=「4.8g」

問6 実験2、実験3の両方から分かることを書くのがポイントです。
実験2から、食塩を入れると氷がとけやすくなること
実験3から、食塩水は普通の水より凍りにくいこと
が分かります。よって
「道路の雪をとかしやすく、また雪がとけてできた水が凍りにくくするため。」
とかしやすい/凍りにくいのひとつだけでは不十分です。

問7 水500gに食塩30gですから、
水100gでは
30÷5=6g
とけていることになります。
食塩1g 0.63℃下がる
食塩6g □℃下がる
0.63×6=3.78℃
水の凝固点(液体が凍るときの温度)は0℃ですから、それよりも3.78℃下がると
「-3.78℃」になります。

上にも述べましたがこの手の化学計算のポイントはいかに問題文を整理するか、です。表やグラフではなく、文章で書かれているのはその力を問うためです。
素早く書き抜けるよう、練習しましょう!

『理科の合否を分けた一題(2012年度)』 >> 1 2
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