その年の時事問題はたいてい出題されています。といっても、大問で出題されるわけではなく、1~2問単答で答えさせるものです。
かなり詳しい知識や雑学的な知識、社会につながるような事項も出題されています。
大きく分けると、習ったことのある実験問題か、初めての内容に対して問題文を読んで考察する読解問題になります。
実験問題になった場合は発芽、だ液の実験など植物や人体の代表的な実験になっています。読解問題の場合は動物の実験や環境問題が頻出です。ここに知識問題も合わせて出題されますので、生物分野に関しては植物、動物、人体ともまんべんなく知識をつけておく必要があります。
熱と三態変化、燃焼、水溶液、気体ともに出題されており、難度が高くなるのも例年化学分野です。
特に熱や燃焼は原理が難しい単元ですが、ここは狙われやすいので深く理解しておく必要があります。実験操作においてもなぜそうするのかを理解し、答えられるようにしておかなければいけません。
力学の計算はほとんど出題されていません。
H20に浮力の問題が出題されましたが、問題文にしたがって素直に進めていけば、簡単な問題でした。電流は基本的な回路と電流の流れ方がメインです。光はやや詳しい知識が出題されました。
天体、天気、流水のはたらき、地震とまんべんなく出題されています。
問題の難度は高くないことが多いですが、グラフの読み取りがやや難しいと感じるかも知れません。気温や湿度、太陽高度のグラフには慣れておく必要があります。