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理科の合否を分けた一題

本郷入試対策・理科の合否を分けた一題(2016年度)

難易度分類

A…本郷中学合格を目指すなら、確実に得点したい問題
B…知識、解法次第で、得点に大きく差がつく問題
C…難易度、処理量から判断して、部分点を拾えればよしとする問題

(1)A  (2)A  (3)A  (4)A  (5)A  (6)A  (7)A  (8)A
(1)A  (2)A  (3)A  (4)A  (5)A  (6)B
(1)A  (2)A  (3)B  (4)A  (5)B
(1)A  (2)A  (3)A  (4)A  (5)A  (6)B  (7)C

出題総評

理科全体の出題傾向としては、理科の基礎的な知識を問うもの、その知識のもとに与えられた図や値から計算式を導く数学的思考力を問うもの、実験の条件をもとにグラフなどの結果から考察力を問うもの、そして、ここ数年話題となっている自然現象などを取り入れながら出題するようにしています。受験生にはまず基本的な知識を身に着けることはもちろん、観察・実験などの実体験や、新聞やテレビニュース等から今世界で起こっている「生の科学の世界」を意欲的にまなびとってほしいと思っています。

(本郷中学校発表からの抜粋)

問題別寸評

1 地震と大気
(1)A(ウ)

非常に基本的な問題です。

まずは、正断層

引っ張られる力が加わります。

次に逆断層

押される力が加わります。

(2)A(ア)

(1)を参照してください。

(3)A(活断層)

用語的な知識です。日本にはおよそ2000の活断層があります。熊本大震災がおこったので、今年度の入試でも出題される可能性があるので注意してください。

(4)A(初期微動、主要動)

P派、S派と通常は呼ばれます。Pは英語のprimary waveの頭文字で「最初の」という意味があります。またSは英語のsecondry waveの頭文字で「2番目の」という意味を表します。日本語で言えば、初期微動と主要動となります。

(5)A(イ)

とても優しい問題です。
図2からP派からS派までの時間が2秒から2.5秒くらいだということが読み取れます。
よって、
震源からの距離〔㎞〕=8×初めの小さなゆれの続く時間〔秒〕に当てはめれば
もっとも近い16㎞が答えになります。

(6)A(高気圧)

シベリアはロシアの領土の名前なので、図3でいうと、左上の部分になります。
図3の上の真ん中当たりは中国になります。

(7)A(9、10)

完全な知識問題です。

雲量が0~1が快晴で記号は
雲量が2~8が晴れで記号は
雲量が9~10がくもりで記号は
雨の記号は
雪の記号は

となります。

(8)A(くもり 、晴れ

(7)を参照してください。

2 浮力
(1)A(キ)

浮力の基本的な問題です。
リード文からも分かるように浮力は60㎤に働き、水1㎤が1gなので
60×1=60gの浮力がかかります。
この重さは当然、台ばかりがふたんすることになるので台ばかりは2060gを示すことになります。

(2)A(99㎤)

空気中での重さが792gのおもりが、水中に全部浸すと693gになっていることから、
792-693=99gの浮力を受けていることになります。
よって、このおもりの体積は99㎤だということがわかり、99㎤の水があふれることになります。

(3)A(鉄)

(2)の金属は792gで99㎤メートルなので
792÷99=8g/㎤ということになり、表から鉄であることがわかります。

(4)A(黄銅、7)

630gの黄銅の体積は問題文から77㎤だとわかります。
630gのどうは1㎤あたり8gなので、
630÷8=70㎤だとわかります。
77-70=7㎤黄銅が大きいことがわかります。

(5)A(亜鉛・

単純な計算問題です。
亜鉛1㎤が7gなので、1gあたりは
1÷7=㎤になります。
一方で、銅は1㎤が9gなので、1gあたりは
1÷9=㎤になります。
よって、㎤黄銅が大きいことになります。

(6)B(亜鉛220.5g、銅409.5g)

算数の問題です。
全体の量が分かっているけれど、それぞれの分量が分かっていない問題はすべて「つるかめ算」になります。
「つるかめ算」は面積図で解くのが一般的です。

斜線部分の面積は630g-7×77=91g
斜線部分の横の長さは91÷2=0.65g

3 金属と気体
(1)A(イ)

易しい問題です。
プラスチックの原料は石油です。

(2)A(水銀)

易しい問題です。
液体で最も質量が大きいものが水銀になります。

(3)B(ア、ウ)

常識的な問題です。
選択肢イの水につけると、気体を発生しながら反応するということは鉄やアルミニウムを想起すればありえません。
選択肢ウも鉄やアルミニウムを想起できればありえません。

(4)A(①ウ、②ア、③イ)

易しい問題です。
は鉄もアルミニウムも熱伝導が良いことは有名です。
②水酸化ナトリウム水溶液がアルミニウムを溶かすことができるが、鉄を溶かすことができないことは有名です。
③磁石に引かれるのは鉄で、アルミニウムは引き寄せられません。

(5)A(①ア、エ②塩酸に触れる表面積が増えるから③2:1④合否を分けた一題)

①易しい問題です。
発生する気体は水素です。
水素の特徴は気体の中で最も軽く、水に溶けにくい性質を持っています。また、可燃性の気体でもあります。

②易しい問題です。
液体にふれる面積が増えれば、反応速度が速くなります。

③グラフから明らかです。
アルミニウム0.2gが完全に解けると200mLの水素が発生し、鉄0.2gが完全に解けると100mLの水素が発生しています。

④合否を分けた一題
合否を分けた一題で扱います。

4 だ液のはたらき
(1)A(糖、もしくは麦芽糖)

だ液に含まれている消化酵素のはたらきによってデンプンからつくられる物質は糖(麦芽糖)です。
気を付けなければならないことは、答えをブドウ糖としないことです。
デンプンはだ液、すい液、腸液の全ての消化酵素がはたらいてできるのがブドウ糖です。

(2)A(イ)

(1)でも触れたようにデンプンにはたらくのはすい液と腸液で、すい液はすい臓でつくられます。

(3)A(ウ)

完全に消化されたデンプンは肝臓に運ばれます。
注意したいところは、食後と空腹時の栄養が最も含まれる血液の場所が異なることです。しっかり調べておきたいところです。

(4)A(デンプンが全て糖に分解されたから)

デンプンが全て糖に分解されたので、反応時間8分以降の糖の量が変化していないと考えられます。

(5)A(Cウ、Dコ)

知識問題といえます。
だ液のはたらきは温度が低くなると遅くなるので、20℃のときは反応速度が遅くなるウが選べます。
また、80℃などの高温になるとだ液の消化酵素は全くはたらかなくなるのでコが選べます。ここから温度を下げてもだ液の消化酵素ははたらかなくなることに注意が必要です。

(6)B(オ)

デンプンが0.5%になったということは、デンプンの量が半分になったということなので、糖になる量も半分です。
それ以外の条件は変わっていないので反応速度も変わりません。
よって、グラフのオが選べます。

(7)C(ウ)

判断が非常に難しい問題です。
1%のデンプン10㎤なので、基準となるアのグラフより多くの糖ができることはないので、選択肢キ、ク、ケが消えます。
また、40℃に保たれているので、全く反応しないコも消えます。
だ液の量が半分になっていることから、反応速度が速くなっているとも考えられないのでイも消すことができます。
選択肢ア、ウ、エ、カに絞れますが、それ以上の判断は難しいと思われます。

合否を分けた一題

3 金属と気体
(5)B(④0.65)

④算数の問題です。
全体の量が分かっているけれど、それぞれの分量が分かっていない問題はすべて「つるかめ算」になります。
「つるかめ算」は面積図で解くのが一般的です。
アルミニウムは1gあたり1000㎤の水素を発生させます。
鉄は1gあたり500㎤の水素を発生させます。


斜線部分の面積は825mL-1×500=325mL
斜線部分の横の長さは325÷500=0.65g

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