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理科の合否を分けた一題

女子学院中入試対策・理科の合否を分けた一題(2012年度)

今年のJG、簡単です。
特にひねった問題がないので、ミスがなければ満点も取れる問題でしょう。
合否を分けた一題は、大問では選びにくいところです。苦手でなければ、どれも標準的な問題だからです。

Ⅰ天体
Ⅱ蒸散の実験
Ⅲ中和、気体の発生、3つの「とける」
Ⅳ熱、水の三態
Ⅴ電流
Ⅲ~ⅤはJGでよく見かける問題ですので、今回はⅡを取り上げます。
葉柄も考えるのが、JGらしいところ。葉柄はH10のⅡにも登場しています。


まず、四角内の実験条件を整理します。
どこから水が出て行ったのか書き出す…蒸散の実験の基本ですね。

A 茎、葉柄、表、裏
B 茎、葉柄、表
C 茎、葉柄
D 茎

となります。

1 上のまとめを見れば簡単ですね。
(1) 表を求めるには、B-C 「ケ」
(2) 裏は A-B 「オ」
(3) 葉柄は C-D 「ス」

2 ポリエチレンの袋をかぶせると袋内が水蒸気でいっぱいになり、蒸散が行いにくくなりますから、「ウ」

3 油を入れないと、水面から水が蒸発しますので、これをまとめに書き加えます。

A 水面、茎、葉柄、表、裏
B 水面、茎、葉柄、表
C 水面、茎、葉柄
D 水面、茎
(1)B-Cで求められます。「○」
(2)A-Bですね。「○」
(3)C-D。「○」
(4)からだ全体は「茎+葉柄+表+裏」です。Aから水面を引きたいところですが、水面からの蒸発量が出ていないため、求められません。「×」

4
(1) 基本。「あ:道管、い:水蒸気、う:蒸散、え:気孔」(え は孔辺細胞ではなく、すきまの方を示していることに注意)
(2) ここはJGらしい良問です。
① 1mm2あたり0.1なので、1cm2では、0.1×100=「10」 になります。

② 裏は29.9、茎は0.1ですから、29.9÷0.1=「299倍」 です。

③ ア 茎から出る水分の量/葉柄から出る水分の量は、ともに茎全体から/葉柄全体から出る水分の量、という意味です。
表は1mm2あたりの値であり、茎の表面積/葉柄の表面積は出ていないので、求めることは出来ません。「×」
イ 裏と表の面積はほぼ同じであることから、これは表の値を比べてかまいません。また、表が0であることからも判断できます。「○」
ウ これは、アと同様、葉や茎の表面積が出ていないので求められません。「×」

(3) サービス問題。イ

どうでしたか?
JGらしいひねりはありますが、例年に比べてそのひねりは弱く、解きやすい問題が多いため、理科で差がつきにくかったことと思います。

『理科の合否を分けた一題(2012年度)』 >> 1 2
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