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理科

女子学院中入試対策・理科の出題傾向分析

近年、やや難化傾向にありますが、基本的な知識を問うような問題も多く、難問はほとんど出さない学校です。6年夏に解いてもそこそこの点数が取れるのではないでしょうか?

しかし、そこから点が取りにくいのがJG。なんとなくでもある程度出来る、しかしなんとなくでは絶対に合格点に届かない。正確な理解と確実な知識、そしてそれを使いこなす力必要です。また、ややひねりがあり、問題の意図が読み取りにくい傾向があります。

論理的、総合的な思考を要求する問題

グラフ

女子学院で特徴的な問題として、気体の発生等で時間を横軸にとったグラフがよく見られます。
例 H22Ⅳ-3、H19Ⅲ-3、Ⅳ-2、H18Ⅲ-2、H17Ⅱ-2、H14Ⅲ-2
気体の発生といえば横軸は固体(金属や石灰石)または液体(塩酸や水酸化ナトリウム水溶液)で、縦軸が気体の発生量というのが一般的(図1)ですが、JGでは時間を横軸にとったグラフ(図2)が典型的です。
(図1、2)

ここにJGの傾向が端的に現れています。グラフは数値を取り出す道具として使うものではなく、その形から意味を考えることができるか、グラフの考察がテーマです。処理力よりも思考力を求めているといえます。今年もⅡ(気象)は少しめずらしいグラフと図が提示され、穴埋め形式で考察させる問題でした。

また、グラフを描かせる問題や選択する問題も出されます。上位校にしては計算問題の少ない学校ですが、標準レベルの化学計算、物理計算は前提として求められており、提示されたグラフの意味を正確に理解し、与えられた条件を整理、処理する力が必要です。ひとつひとつは難しくありませんが、総合的な力を求めていると思われます。

具体的な数値のない計算問題

具体的な数値を出さない力学他の問題が見られます。
例 H23Ⅳ-134、H21Ⅳ-2、H20Ⅲ-2
簡単な例としては「てこの力点にかかる力を小さくするには、支点から作用点までの距離を短く、支点から力点までの距離を短くする」というようなものです。具体的な数値があればその値を求めるのが簡単な問題を、文や図だけで大小を表すと考えにくくなる。そこを狙ってきます。自分で具体的な数を決めて確認する応用力と、論理的に考える力が求められています。

迷わせる問題

選択問題

JGの選択問題はことわりがなくても「すべて」です。1つ、2つ場合によってはすべて、と書いてあることもありますが、何も書いてなかったら「すべて」。かなり迷わせるようなものが多く、やっかいです。なんとなくでは点が取れない大きな要因のひとつ。選択問題の方が記述問題よりよっぽど難しいのです。

穴埋め問題

空欄に言葉を入れるという、とてもノーマルな問題で、簡単なものも多く見られますが、詳しい知識やかなり思いつきにくい言葉を要求される問題や意図がとらえにくい問題も多く、題意を正確に読み取る読解力が不可欠です。

『理科の出題傾向分析』 >> 1 2 3
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