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国語

開成中入試対策・国語担当講師から開成中学入学を目指す皆さんへアドバイス

開成中学は、首都圏だけでなく、全国に名が知られるほど有名校になりました。
実際に関東だけでなく、関西や九州からも塾が先導して受験者を連れ出しています。
学校側も、なるべく第一志望者の合格してほしいという思いから、社会の問題を工夫したりして、関東の生徒が有利に働くように配慮していますが、関西から九州方面の開成詣ではやみそうにありません。
全国ネットのテレビ中継もありますし、ほかの学校とは違う異様な雰囲気の中で受験しなければいけないので、精神的に強くないと実力を出し切れないで終わるでしょう。
(桜蔭中も同様な雰囲気ですが、やや落ち着いています。)
さらに最近、国語の難易度も上がり、いままで開成=算数というイメージでしたが、徐々に変わりつつあります。(ちなみに、開成出身の塾講師はほとんど算数科に行きたがります。)
志望者は、このような状況下で受験することをしっかり認識してください。
ただ開成中学の入試問題は4科目とも難問ばかり出題されるわけでなく、しっかり考えて学習をしていけば解ける問題の方が多いですし、そこで合否が決まります。
ですから、志望者は「なぜそうなるのか」ということをしっかり理解し、その理解を本物にするために、自分のレベルにあった演習量を積んでいけばよいと思います。
特に大手集団塾の多くは、算数を中心に過剰な難易度や演習量を要求する傾向がありますので、大手集団塾に所属している志望者は、それに惑わされずに、しっかり地に足をつけた学習を行ってください。
場合によっては、取捨選択をしっかり行うことも必要です。
学習で大切なのは、論理に基づいた理解と、それを自分のものにするためのアウトプット=演習です。
もちろん、覚えなくてはいけない知識もありますが、それだけで解けるほど難関校は甘くはありません。

解くために必要な知識+論理的思考力難関校、開成中学に合格する力

です。
このことをしっかり肝に銘じて勉強に励んでください。

最後に受験生の皆様へ一言。
「為せば成る」です。(上杉鷹山の言葉、武田信玄も似た言葉を残しています。)
受験生の皆さん、頑張ってください。

この開成中学対策ドクターが皆様の受験勉強に少しでも役に立てれば幸いです。

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