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理科

武蔵中入試対策・理科の出題傾向分析

武蔵ほど独特の入試問題を出す学校はないでしょう。
例年構成はほぼ同じで
[1]にグラフや文章などの資料を読み取っていく問題、もしくは生物の実験(その場で考えるもの)
[2]に小問集合(総合問題)
[1]と[2]は順番が逆になることもありますが
[3]は必ずおみやげ問題。
後から詳しく述べますが、どれも記述メインで、思考力・観察力を問うものになっています。
また、大問1つの中にさまざまな分野の内容が混じっているのも特徴です。

資料の読解

文章や図、グラフを読み取って考えていく問題です。
問題文はあまり長くないので見やすいとも言えますが、あまり説明が丁寧でないとも言えます。
つまり、自分で気付かないといけないのです。

読解の問題を出題する学校の中には、問題文でリードして答えを導かせるようなタイプもありますが、武蔵はそうではありません。
資料と、受験生が持っている知識と思考力とを組み合わせて考える問題になっています。

知識は一般的な中学受験のものでまかなえるように出来ていますが、動物、山/川/湖/海などの自然環境についての雑学が多いと有利です。
実験問題はあまり出題されていませんが、H20には生物の実験が出題されました。

総合的な思考力

武蔵の問題はこの分野、と分けにくいものがほとんどです。
分析表を見てください。ひとつの問題の中に複数の分野の要素が入っています。

例えば二酸化炭素は、生物分野…呼吸/光合成/食物連鎖、化学分野…発生法/燃焼/中和、さらに環境問題など理科では複数分野で登場する気体です。
これをひとつひとつの分野/単元として考えるのではなく総合的に考えることを求められています。

[1]の読解問題の中でも、[2]の小問でも登場します。
ただ難度はそれほど高くはありません。
知識としても詳しいものを訊いてくることはほとんどなく、中学受験の一般的な内容の範囲です。

おみやげ問題

武蔵名物、おみやげ問題は毎年工夫が凝らされています。
H23の発光ダイオードは受験生も楽しく実験、観察出来たのではないでしょうか?
配られた道具で実験/観察を行い、特徴や原理を考えさせる、武蔵伝統の問題です。

毎年少しずつ違いがありますが
問1 動かして違いを見つけ、気付いたことを記述
問2 原理を考えて記述
というパターンが一般的です。

書きやすい道具の年もあればそうでない年もあります。
与えられた道具を科学的に観察する力、気付いたこと、考えたことを表現する力を問われています。

かなり得意不得意が出る問題ではありますが、武蔵受験生の楽しみでもあるでしょう。
慣れないとなかなか書きにくいものですので、しっかり練習して挑む必要があります。

解答形式…記述/作図/語句/選択/計算

記述/作図
武蔵の解答形式は記述がメインです。

特徴は、字数制限がないこと。おおらかな校風が表れています。
短くても長くても、内容が正しければよいのです。
武蔵が出す前年度の正解例を見ても、いろいろなタイプが採用されています。

おみやげ問題の記述では、図を描いてよいものと描いてはいけないものがあります。
図が描ければ、言葉で表現しにくいことをかけます。上手くなくてかまいませんので、見る人に伝わる図を描けるように練習しておくとよいでしょう。

また、図を描いてはいけない場合どう表現すればよいかも知っておく必要があります。
H14には、小問集合で図の間違いを作図して訂正する問題も出ています。

語句/選択

用語を答える問題や、選択問題も出題されますが、これは平易なものがほとんどです。

計算

男子校にしては計算問題が少ないのが特徴です。
溶解度や、膨張の割合、てこなども出題されていますが、かなり簡単なものばかりです。

頻出単元

熱と三態変化が最頻出です。
気象や環境問題など、他分野との混合問題にもなりやすく、日常の科学につなげやすいので今後も出題されると考えられます。
他校に比べて地学分野、特に流水のはたらきや地層、火山などがよく出題されています。

生物分野では動物の生態と環境の混合問題がよく見られます。
また、実験器具や操作も頻出です。
詳しくは表をごらんください。

『理科の出題傾向分析』 >> 1 2
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