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社会の合否を分けた一題

武蔵中入試対策・社会の合否を分けた一題(2010年度)

武蔵中学の合否を分けた一題(2010年度第1回)

総評

例年、大問が1題のみで、総説問数は10問以内です。解答形式は一部記入問題を除けばほとんど字数制限なしの記述問題です。

分野別には、地理、歴史、公民のうちのひとつ分野のある特定のテーマに絞った題材を取り上げて、それについてさまざまな角度から考察させるような問題です。制限時間は40分ありますが、リード文が長く、資料の読み取り、そして、ほとんど全問記述問題であることから考えると、時間配分に気をつける必要があります。

武蔵中学の社会の特色は、あるひとつのテーマの特定の題材にしぼった長いリード文(本文)と資料を参考にして字数制限なしの本格的な記述問題を書かせることにあります。重箱の隅をつつくような細かい知識よりもリード文や資料を読み取る基礎知識と論理的な分析力、自分の考えをまとめる力、表現力を試すテストなのです。

難易度 
A:難しい
B:やや難しい
C:標準
D:易しい

問1 記入問題    C
問2 記述問題    B
問3 記術問題    A
問4 (あ)記入問題 C
問4 (い)記述問題 B
問5 (あ)記術問題 B
問5 (い)記述問題 C
問6 (あ)記入問題 D
問6 (い)記述問題 B
問6 (う)記入問題 D
問7 記述問題    B

問題
図中の洞海湾沿いに製鉄所が建設されました。この土地が製鉄に適していた理由を答えなさい。(問4(い))

解説

 
洞海湾沿いに建設された製鉄所とは八幡製鉄所のことです。八幡製鉄所は日清戦争の賠償金の一部によって現在の北九州市に建設されました。では、なぜその土地が選ばれたのでしょうか?

鉄を作るには3つの材料が必要です。鉄鉱石、石炭(コークス)、石灰石です。そのうち、石炭は北九州の筑豊炭田に、石灰石はお隣の山口県に豊富にありました。また、鉄鉱石は、当時、中国(清)の長江流域の大冶(だいや)鉄山から輸入していましたが、九州は中国に近く船舶による輸入に便利だったからです。

ちなみに、大冶鉄山は、大正時代に日本が中華民国につきつけた21か条の要求(1915)のひとつに含まれていました。

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