| 新規会員登録

算数の塾別学習法の提案

桜蔭中入試対策・塾ごとの算数の学習法の提案(日能研生)(2ページ目)

6年生夏休み

毎日のように授業が続くので、副教材を用いた計画的学習を進めることが困難な時期になります。ただ、基礎知識の確認や弱点補強を行う最後のチャンスが夏休みでもあります。翌日の授業までに、その日の学習内容を定着させることが必須です。

ここで注意したいことがあります。『難問』テキストに取り組むことで思考力は確実に向上します。ただ基本問題に対する意識が薄まってしまいがちなので、今まで以上に、基本的な一行問題に触れていく必要があるでしょう。どの教材を用いるかは、個々の生徒の到達レベルに応じて指示してまいります。

6年生後半

6年生後期からは学習の優先順位が大きく変化します。

最優先にしたいのが桜蔭中対策の日特です。桜蔭中の過去問を分析し、類題や予想問題でテキストが構成されているため、解答の書き方や時間配分など、本番を意識した取り組みを大切にしましょう。復習する際は、間違い直しはもちろん、答案の推敲や、時間配分の反省まで綿密に徹底することが必要不可欠です。

併せて優先しなければならないのが過去問演習です。毎週取り組む時間を決め、本番のテストのつもりで、時間配分や問題の取捨選択、答案の書き方を意識しましょう。答案は必ず信頼できる講師に提出し、添削とアドバイスを受けて、より良い答案作りを目指しましょう。

通常授業の復習は、よほど時間的余裕がない限りは、間違えた問題の直し程度で充分です。それ以上学習すると、勉強そのものが回らなくなる惧れがあります。

なお、6年生後期は、自分の位置を客観的に把握することが、今まで以上に重要になってきます。そのためにも、様々なテストを活用する必要があります。日能研では毎週テストがあり、日能研内での自分の位置は的確にとらえることができるでしょう。ただ、受験生全体での自分の位置を知ることが困難であるという点や、学校別模試が存在しないという点がデメリットとしてあげられます。たしかに日能研のテストや授業を休んで、外部試験を受けることは気が引けるかもしれません。ただそれでも、受けるだけの価値があるのです。そこで、私がお勧めするテストを二つ、挙げようと思います。

まずは合不合判定テストです。出題数が多く、手際の良さが求められる合不合判定テストの傾向は、正直に言って桜蔭中の入試問題には全く合っていません。ただ、四谷合不合の最大の強みは受験者層になります。桜蔭中を志望する受験生の大多数が受験するため、客観的に桜蔭中志望者内での総合学力を把握するには、最高の指標であると言えるでしょう。各科目の点数や偏差値ではなく4科目の総合偏差値で、桜蔭中志望者内での順位を意識しましょう。

次にサピックスが主催する学校別サピックスオープンです。桜蔭中の問題を研究しつくした講師が練り上げた出題ですが、本番よりも難易度が高くなっていることが多いです。生徒自身の学力も本番までまだまだ伸びる時期なので、点数は絶対に意識してはなりません。ただそれでも傾向や配点など、実際の桜蔭中の入試に即しているので、もっとも正確に桜蔭中志望者内での自らの位置を把握することができるという点では優れています。130位以内が合格圏と判断できるので、まずはこの2回のサピックスオープンを勉強の目標とすれば良いでしょう。

四谷大塚の学校別テストも可能ならば受験しておきましょう。桜蔭中に即したテストは数少ないですし、出題もよく練られた良問が中心です。ただ若干、受験者層が本番と異なるので、判定を鵜呑みにしないことが重要です。

『塾ごとの算数の学習法の提案(日能研生)』 >> 1 2
この記事は役にたちましたか?
全く役に立たなかった役にたたなかったどちらでもない役に立ったとても役に立った (2 投票, 平均値/最大値: 4.50 / 5)
Loading ... Loading ...


桜蔭中合格対策ドクターのトップに戻る
この記事が気に入ったら是非ご登録を

桜蔭中入試対策・関連記事一覧

桜蔭中入試対策・同じ教科(算数)の記事

桜蔭中入試対策・同じテーマ(塾ごとの学習法)の記事

他校の同じ教科(算数)の記事



PAGE TOP