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社会の合否を分けた一題

桜蔭中入試対策・社会の合否を分けた一題(2010年度)

総評

近年、地理の総合問題、歴史の総合問題、公民の小問題という出題の構成が続いていますが、本年もそのパターンを踏襲し、はおせち料理を題材とする地理の総合問題、は東京を題材にした歴史の総合問題、は基本的人権、国会、社会保障、地方自治、経済に関する公民の小問題群でした。

問1 B:やや難しい
問2 記述問題 B:やや難しい
問3 (1)資料の読み取り問題 C:標準
問4 記述問題 B:やや難しい
問5 記述問題 A:難しい
問6 C:標準
問7 C:標準
問8 C:標準
問9 C:標準
問10 C:標準
問1 D:易しい
問2 C:標準
問3 C:標準
問4 C:標準
問5 C:標準
問6 C:標準
問7 記述問題 C:標準
問8 C:標準
問9 C:標準
問10 資料の読み取り C:標準
問11 C:標準
問12 C:標準
問13 C:標準
問14 D:易しい
問1 C:標準
問2 C:標準
問3 B:やや難しい
問4 C:標準
問5 時事問題 C:標準

問題

は、おせち料理を題材とした地理のユニークな総合問題でした。そこで、ここではから、記述問題を3つ取り出してみます。

問2 砂糖が、むかしは貴重品であったということ以外に、おせち料理に砂糖がよく使われている目的を1つあげなさい。
問4 近年、環境問題解決への試みとの関連で、砂糖の国際価格が上がることが心配されています。その理由を答えなさい。
問5 イワシの加工品が「田作」とよばれる理由を答えなさい。

解説

問2は、おせち料理に砂糖が使用されてきた目的を問う記述問題。砂糖にはものを傷みにくくする作用、つまり防腐効果があります。ジャム、マーマレード、砂糖漬けなどが砂糖の防腐効果の例です。冷蔵庫が無かった時代に、おせち料理を数日間保存するために防腐効果のある砂糖が使用されたのです。したがって、解答例は、ものを腐りにくくする目的。

問4 砂糖の国際価格高騰の理由を説明させる記述問題でありますが、時事問題でもあります。砂糖の原料であるさとうきびからは、とうもろこしと同様にバイオ燃料、バイオマスエタノールが精製可能です。バイオマスエタノールは、燃やしても大気中の二酸化炭素の量を増やさないというメリットがあり、環境にやさしいエネルギーとして期待されています。しかし、その反面、エネルギー効率の悪さや本問題で問われている食糧との競合性の問題もあります。したがって、解答例として、バイオ燃料に使用されるさとうきびの需要が増えたから。

問5 イワシが田作りと呼ばれる理由を説明させる記述問題。この問題は、歴史の知識を使いましょう。江戸時代に田畑の肥料には何が用いられていたでしょうか? ほしか(干鰯)ですね。では、ほしかの原料は?イワシ!つまり、イワシはほしかなどの田畑の肥料として使われたから「田作り」と呼ばれたと考えられます。

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