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理科の合否を分けた一題

筑波附属中入試対策・理科の合否を分けた一題(2016年度)

難易度分類

[1] (1)A (2)A
[2] (1)B (2)A 
[3] (1)A (2)A (3)A
[4]
[5]
[6] (1)A (2)A 

A:筑波大学付属中学校合格を目指すなら必ず得点したい問題
B:やや難しく差がつく問題
C:難問

出題総評

今年度(2016年)の筑波大学付属中学の理科は大問6題の構成でした。問1はミョウバンの水溶液に関する問題。問2はメダカの飼い方と成長に関する問題。問3は地層の堆積に関する問題。問4は豆電球と発光ダイオードに関する問題。問5は植物と水の関係に関する問題。問6は乾電池のつなぎ方に関する問題でした。全体的に実験・観察を通した理科的な思考力を問う問題が中心です。けっして難問というのではなく、理科の基礎知識に基づいて考えさせる良問です。日々の学習では、単に理科の基礎知識を丸暗記するのではなく、「なぜそうなのか?」各単元の根本原理を理解することが大切です。

問題別寸評

[1]
(1)

ミョウバンは水の温度が高くなるほど多く溶けます。一般的に、固体が溶けた水溶液では水の温度が高くなるほど水に溶ける溶質の量は多くなります。例外は食塩と水酸化カルシウムの水溶液です。食塩の溶け方は水の温度変化にあまり反応しません。また、水酸化カルシウムは水の温度が上がるほど水に溶けにくくなります。これは気体が溶けた水溶液と同じ性質です。

(2)

Aさんのビーカーは翌日結晶が出てきたので飽和水溶液になっています。一方、Bさんのビーカーには結晶が出ていないので飽和しているかどうかはわかりません。

[2]
(1)

池の水の中にはバクテリアなどの微生物がいるので、毎日エサをあたえなくてもよいのです。水草は光合成して酸素をつくってくれるので、水そうの中の酸素はメダカが呼吸をしても減りません。

(2)

メダカの受精卵は3日目ころに目と頭がわかるようになり、5日目ころには心臓が動き始めます。人の胎児は母親の子宮の中で大きくなります。また、母親の胎盤から胎児に酸素や養分が送られ、不要物は胎児から母親の胎盤に渡されます。

[3]

れきや砂のように粒の大きなものは早く沈み、河口近くに堆積します。どろのように粒の小さなものは遅く沈み、沖のほうに堆積します。つまり、れきや砂は海の浅い部分に堆積し、どろは海の深い部分に堆積します。反対に、堆積した粒の大きさから海の深さの変化を知ることができます。れきや砂の層の上にどろの層が堆積していれば海は深くなったことがわかります。

[4]

⇒ 合否を分けた一題参照。

[5]

植物は根から水を吸収し、葉の気孔から水分を蒸散させています。植物がしおれるのは、植物の中の水分の量が減ったからです。つまり、植物が根から吸収した水の量よりも葉の気孔から蒸散した水の量が多いからです。

[6]

自動車を速く走らせるには、モーターに流れる電流を多くする必要があります。したがって、乾電池を直列つなぎにします。また、自動車を長時間走らせるには、乾電池の持ちを長くする必要があります。このため、乾電池は並列つなぎにします。

合否を分けた一題

(【4】より)
同じ電気の量で明かりのついている時間が豆電球と発光ダイオードでどちらが長くどちらが短いかを調べる実験です。手回し発電機を使ってコンデンサーに蓄える電気の量を等しくする必要があります。そのためには、AさんもBさんも手回し発電機をもっとも長い時間回して両方のコンデンサーに最大の電気の量を蓄えさせればよいのです。また、豆電球のほうが発光ダイオードより明かりがついている時間は短くなります。これは豆電球の場合、電気が光の他に熱にも使われるからです。発光ダイオードは豆電球と比べて熱になる割合は小さいため明かりのついている時間は長くなります。

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