志望校対策につながる勉強を効率的に進め始めるようにしましょう。過去問集から、漢字問題を拾い出し、ことばの意味も確認しながら、まとめましょう。過去問でとりあげられた漢字を漢字辞典で調べて、音・訓、用例、熟語を整理するという勉強も有効です。
問題集などの長文に取り組む場合は、内容正誤問題があるものを選んで、確実に正答する力を養いましょう。確実に正答するためには、選択肢を部分部分に分けて、それぞれを文章と照らし合わせて、具体的に根拠となるところを探して解くという手順を身につけましょう。
歴史の学習で学んだことも参考にしながら、文化史・文学史分野の知識を整理し、まとめてみましょう。暦に関する知識は、塾教材で整理されていることもありますので、消化しておきましょう。芸能史については、社会で触れられていることもあります。自分で補って知識分野の充実に努めましょう。
長文問題の読み方・解き方の手順を整理しましょう。物語文では、いつ、どこで、誰が、何をしたか、何が起こるか、場面の変化、気持ちの変化がどこで起こるか、など、理解を具体化するてがかりを手際よく拾う練習を重ねましょう。論説・説明文では、主題(テーマ)は何か、結論は何かをすばやくつかむ練習を重ねましょう。随筆文については、どのような出来事、体験があったのか、それについて筆者はどのように感じたのか、考えたのかという部分を的確に見つけ出す練習をしましょう。
問題の種類別に、どのような手順で取り組めば正答できるか、これまでの取り組みを振り返りながらまとめていきましょう。自分なりにやってきて効果があがった方法を、意識的に活用していくための作業をして、夏の講習などの取り組みで実践しましょう。
知識分野の対策を充実させましょう。教材以外に、図書館やネットで情報を収集し、以前に作ったまとめに付け加えていきましょう。
各季節(月)ごとの代表的な季語・季題について俳句を作ってみましょう。取り組みにくい場合は、図書館などで、同年代の子どもが作った俳句がのっている本を参考にして、自分なりの5・7・5を考えましょう。