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理科

慶應中等部入試対策・理科の出題傾向分析

よく、慶應中等部の問題は簡単と言われます。確かに、問題にひねりはありませんし、複雑な計算も出ません。ほとんどが選択問題で、しかもその個数(当てはまるもの1つ、等)まで教えてくれます。計算問題は解答用紙の枠から、答えの桁まで分かってしまいます。時間の掛かる問題でもありません。ゆっくり解いても15~20分で終わる問題です。

それなのになぜ偏差値表ではあんなに上の方にあるのか?確実に合格するのが難しいからです。中等部の問題では、ある程度の受験生ならみんな出来てしまう。差がつきにくいのです。そこで合格するには、みんなが解ける問題を確実に得点した上で、さらに差をつけるために出されている問題を取っていくよりほかありません。差がつきやすい問題を中心に、慶應中等部の傾向を述べていきます。

生活の科学

慶應中等部でよく出題されるもの…玉子でしょうか?いろいろな動物の卵ではなく、毎日食べている鶏卵のことです。食塩水に入れて浮かせてみたり、お酢の中に入れてみたり、回してみたり。身近にある食品や調味料、道具などに関連した問題がよく出題されますが、その代表が玉子なわけです。

例を挙げてみましょう。H21年にドライアイスの問題が出ました。なぜケーキには氷ではなくドライアイスを入れるのか?ドライアイスは液体にならず、固体から気体になってくれるので、ケーキが濡れずに済むからです。勉強の世界の中の理科ではなく、日常を科学的な目で見ることが出来るか?習った知識を使って日常の現象を考えてほしい、という慶應中等部のメッセージが伝わってきます。

これは理科だろうか?というような問題まで出題されます。H22年には果物の出荷時期が出題されました。大人には常識かも知れませんが、小学生には1年という時間はとても長いので、年のサイクルをあまり感じていない子もいます。ある程度の大人っぽさが求められているといえます。

総合的な思考力

理科は生物/地学/化学/物理に分けられますが。この4つに分けられない、あるいは組み合わさった問題が出題されます。1の生活の科学にもつながりますが、習ったことを総合的に結びつけて考える思考力が求められています。

詳しい知識

植物や動物を中心に、かなり詳しい知識問題が出題されます。それも、苦手な受験生の多い、花や樹木の名前がたくさん!葉の形や木全体の形まで、重箱の隅をつつくような、という表現がぴったりの問題が、毎年出ます。

実験問題

受験理科では習わない範囲の実験問題が出題されます。これは慶應中等部に限ったものではなく、多数の学校で出題されています。問題の中である程度説明され、結果を考察すれば分かるように作られています。ただ、慶應中等部は一般的なほかの中学よりも説明が少なめなのが特徴です。ここでもレモン電池(H23)や温泉玉子(H21)等、身近なものに関連した出題になっています。

『理科の出題傾向分析』 >> 1 2
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