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理科

麻布中入試対策・理科の出題傾向分析(3ページ目)

3.出題のポイント

(1)長文による情報の提示、実験内容、図、グラフの理解

問題の長さは他校より長く、しかもテーマを絞って広範囲の分野を関連させて、端的に書かれています。文章自体は平易で主語述語がはっきりとしており、理解しやすいのですが、内容はレベルが高く、広い知識と本質的な理解が求められます。
しかし、知識がなくても、注意深く文章を読むことによって、ヒントや必要な情報は文章にあることが多く、受験で必要な基礎知識を応用する力があれば十分に得点できる問題です。

実験内容が長く書かれていることもしばしばで丹念に、ひとつひとつ読み解く必要があります。また、立体図や、それを横から見た平面図も多用されています。グラフも単なる比例のグラフではなく、複数のグラフの組み合わせ、その関係についての考察なども出題されます。

(2)時事問題

近年、時事問題は必ず出題されます。
過去4年間の時事知識と関連する問題を一覧にしてみました。

2011年2月 問題1 金星探査機「あかつき」(2010年5月打上) 金星と地球の大気とその速さの違いについて
2010年2月 問題1 小学生が心臓マッサージにより父親を蘇生(2009年夏) 心臓や血液のはたらきと心拍数、AEDなど
問題4 皆既日食(2009年7月)  月、地球、太陽の距離や動きの計算
2009年2月 問題2 熊谷市と多治見市で40.9℃を記録(2007年8月) アメダスの知識、フェーン現象の計算の問題
2008年2月 問題3 ノーベル平和賞 IPCC(2007年 気候変動に関する政府間パネル) 地球温暖化の影響、原子力発電

2008年2月以降、時事問題は大問4問中1~2問出題されています。昨年、一昨年に起こった出来事が中心ですが、その内容は千差万別、また、ただ単に知識を問う問題ではなく、深い理解や関連知識も含めた総合的な問題が出題されます。

(3)広い知識と本質的な理解

出題範囲は理科の範囲を越えて、キッチン周りなどの身の回りにあるもの、AED、環境問題、惑星探査機、実際の気象現象など非常に幅広いです。それだけでなく、あるテーマについて、特徴、役割、目的などの知識から、なぜ、そのようになったのかの理解や背景、似たものとの違い、さらに、者であればどのように作られているのか、など根本的な理解が問われます。

では、このような問題に対してどのような学習を行えばいいのでしょう。
02■麻布中学への合格戦略の提案(理科) をご覧下さい。

『理科の出題傾向分析』 >> 1 2 3
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