慶應義塾系の三つの中学校の中で一番歴史の古い学校。自由に、自ら決めたテーマに没頭して研究や作業をする「労作展」(9月)と「目路(めじ)はるか教室」(学問に対する志を同じくする者同士で学業の進んだ者が教え、同時にさらに上級の者に学ぶという、義塾の草創期の姿である「半学半教」を現代に復活させたもの)など特色ある教育を実施している。
筆記4科、面接(本人のみ)、体育実技の試験を同日に行う。学科試験重視とみられる。国算は各40分、理社は各30分。
算数は、解きやすい問題から正確に得点を重ねることが必要。国語は、語句知識・文法を含むオールラウンドな力が求められている。理社は、身近な出来事や現象に関する知識(常識)と思考力を試す出題がみられる。
併願パターンは、慶應附属校、浅野など。2日にSFCを受けない場合、学習院、青学、世田谷学園、攻玉社など。