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社会

慶應中等部入試対策・社会の合格戦略の提案(2ページ目)

準備期間を長く取れるほど、無理せず、徐々に、理解を形成していくことができるものです。なるべく早い時期から、興味のもてることから、少しずつ、理解できることを増やし、深めていきましょう。「時事ノート」を作成して、出題につながりそうな重要な語句(説明)を抜き出していくという作業も習慣化できれば大きな力になります。

歴史については、一通り学習した後は、時代ごとの整理・まとめを作ってみたり、なかなか憶えられない暗記項目はカードにしてみるなどして、とにかく、確実に即答できる知識を増やしていきましょう。過去の出題で問われてきたことがらについては、関連事項まで含めて整理してみましょう。

公民分野については、新聞・ニュースに毎日触れる中で、取り上げられる政治・経済・国際関係・社会・環境に関する理解を深めていくことが望まれます。ただ、言葉を憶えているだけでは不十分で、どのような意味があるしくみなのか、どのような問題が実際に起こっているのか、実際の世の中はどのように動いているのか、が出題ポイントになることが多いため、最新の情報を追い続けること、繰り返しふれる事で理解を深めておくことが重要なのです。

教材や参考書ではどうしてもタイムラグ(遅れ)が生じてしまう分野なので、特に意識的な対策が必要です。毎年秋ころに市販される時事問題のまとめ本も活用してください。多種出版されていますが、何冊も買ってしまうとこなしきれなくなります。見比べて、取り組みやすそうなもの・理解しやすそうなものを1冊だけ選んで、受験までに何回か繰り返しておくという使い方をおすすめします。

将来の出題予測のための過去問活用法としては、地方別、時代別、出題形式別に、ある特定の地方・時代・項目について出題されている問題を参考にして、他の地方、時代、項目について類似の問題を考えてみるという勉強が、効果的です。たとえば、平成23年度の東北地方についての出題を参考にして、中国・四国地方についての出題を、同様の出題形式を考えてみるなどしてみれば、出題者の感覚を学び取ることもできます。

『社会の合格戦略の提案』 >> 1 2
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