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算数

筑波附属中入試対策・算数の出題傾向分析

国立中学校のうち、筑波大附属駒場中学と同様に、毎年安定した人気を誇る筑波大附属中学。同じ偏差値帯に属する他の私立共学校と比べて、算数の出題レベルは非常に穏やかですが、筑附特有の出題傾向が合格ラインを引き上げています。

筑附に合格する受験生の共通点は、端的に表現すれば「優れたバランス感覚の持ち主」。主要4科目だけでなく、音楽・家庭・図画工作・体育が入試科目に含まれる点から、学習一辺倒では太刀打ちできない学校であることは想像に難くないでしょう。あらゆる科目で力を発揮するための「バランス感覚」が要求されます。

算数においても、その「バランス感覚」の有無により、得点状況が大きく変わります。以下、“バランス感覚が要求される”筑附特有の出題傾向について述べていきます。

変則的な入試スタイル

まず目を引くのが、算数+社会で50分という変則的な入試スタイル。女子最高峰の桜蔭中がH15年度まで算数+理科で55分、国語+社会で55分という変則スタイルの入試を実施していましたが、このように区切られたひとつの時間帯で2科目の問題に取り組むためには、受験生個々に応じた時間配分の作戦が必要です。

さらに、桜蔭中のように理系科目どうし・文系科目どうしの組み合わせではなく、理系科目+文系科目の組み合わせで実施する筑附の入試では、時間内での頭の切り替えをスムーズに行う器用さが求められます。やはりバランス感覚の持ち主が有利なのです。

学習指導要領による縛り

国立中学と私立中学の入試問題の決定的な相違点は、国立中学は学習指導要領という、文部科学省のお達しの下、入試問題を作成する必要がある点です。
学芸大附属の各中学やお茶の水女子大附属中、東京大附属中は、学習指導要領の範囲内で、いかにも国立らしさを醸し出す入試問題のセットです。

それに対し、筑附は「国立らしい問題」だけでなく、一般的に私立中学受験を目指す生徒が塾で学習する「私立らしい問題」も散見され、国立的色彩と私立的色彩が混在する入試問題のセットと言えるでしょう。国立中学の中では、国立的色彩は薄いとも言えます。

パズル問題

受験生の“これまでの努力”を汲み取るために、入試では「ひらめき一発勝負」の問題を敢えて避ける学校があります。そんな中、筑附は受験生のひらめきや柔軟性を試すかのように、いわゆる「パズル問題」を必ず組み込みます。

何の苦労もせず1~2分で処理できる受験生がいる一方で、答えにたどりつくまでに時間がかかりすぎる受験生やどんなに考えてもイメージがわかない受験生がいるのも事実。非常に個人差が大きい分野です。本校を志望するレベルの受験生にとっては、他の問題がさほど難しくないだけに、このパズル問題の正答率及び時間の使い方が合否のカギを握ります。

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