理科担当講師から桜蔭中学入学を目指す受験生へのアドバイス

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桜蔭中入試対策・理科担当講師から桜蔭中学入学を目指す受験生へのアドバイス

桜蔭中学を受験しようと考えているみなさんは、今、理科が得意でしょうか？

きっと、得意な人も不得意な人もいるでしょう。特別得意である必要はありません。けれど、特別不得意であってはいけません。理科の全範囲を、少なくとも基本的なことは問題なく理解できているレベルが必要です。

そして、これは才能や素質の問題ではありません。努力や勤勉さ、学習姿勢の問題です。

理科は、真面目に授業を受け、復習を自主的に繰り返すことが出来たなら、努力に応じて成績の伸びる教科です。これは社会も同じことでしょう。桜蔭中学は、そういう教科では、真面目に取り組んだ人たちの間に差をつけない学校なのです。

桜蔭の出身者は真面目だとよく言われます。勉強熱心だとも言われます。きっと桜蔭出身者にそういえば、「そうでもないよ」と言うと思いますが、外から見てそう評されることが多いということは、相対的に世間一般の平均よりも真面目度が高いということなのでしょう。これは、入学試験の時点で、「真面目で勉強熱心」な生徒だけが勝負の土俵に上がれる仕組みになっていることと関係していることは言わずもがなです。

桜蔭中学を受験しようと考えているみなさんは、今、真面目に勉強に取り組んでいますか？
胸を張って、「YES」と応えられる人を、桜蔭中学はきっと受け入れてくれる筈です。

著者：A. M.

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