国語の塾別学習法の提案
女子学院中入試対策・塾ごとの国語の学習法の提案（サピックス生）
サピックス
①Ａテキスト+α
まず女子学院志望者は語彙力強化を図る。
デイリーチェツクテストでは、毎回90点以上とれるようにしよう。
さらに6年時に扱う「漢字の要」もしっかり学習しておこう。
そのほかに、言葉力１２００（学研）など市販のテキストで語彙を豊富にしておこう。
②志望校別特訓
ここでは土曜日の志望校別特訓、ＧＳ特訓と夏期志望校別、ＳＳ特訓を分けて考える。
まず土曜日の志望校別特訓とＧＳ特訓は女子学院に特化した教材ではなく、一般的な教材を扱うので、ここでは具体的な目安を述べる。
土曜日の志望校別特訓・・・二レベルをしっかり学習する。
ＧＳ特訓・・・とにかくＡタイプ（選択肢問題が中心の教材）を学習する。
夏期志望校別、ＳＳ特訓
女子学院中に特化した問題（サピックスオープンの過去問など）を扱うので、しっかり復習する。
★ただし、女子学院単独のコースでないと違う教材を扱う場合があるので注意。
★授業を受ける際には、文章の背景に描かれた文化、自然、言語などに対する大人の価値観を学んでいこう。文章のパターン化につながる。
また、設問では選択肢問題や抜き出し問題の考え方をしっかり学習しておこう。
（テキストに書き込んでおくとよい。）
「解き方」は、時期別学習法を参考に。
③Ｂテキストの扱い
正直、復習は不要。しかし、大人びいた文章を読む、記述の練習と割り切れるのなら復習しておこう。（あくまでも、余力がある場合のみ。）
④市販テキストの活用
サピックスではどうしても、女子学院中の傾向を踏まえた読解問題が少なくなる。そこで、市販のテキストでその分を補う必要がある。優先度はＢテキストより上。
お奨めの教材は、
基本レベルなら「解き方上手」（学習研究社）・・女子学院の過去問も出題されている。
「自由自在」（学習研究社）の読解問題。
発展レベルなら、時期別学習法（6年）で挙げた類題演習や四谷大塚の演習問題集。
⑤公開テストの活用とマンスリー、組分けテスト
公開テストは、学校別サピックスオープンを受験するのは当然だが、四谷大塚の学校別テスト、早稲田アカデミーのプレオープン模試などもあるので、データを集めるために受験するのも一つの方法である。
マンスリー、組分けテストは、漢字や知識、選択肢などの正答率をチェックしよう。
どうしてもコースが気になると思うが、下手にトップコースにあがると、逆に女子学院中の傾向に合わない学習が多くなり、負担が増える（4科目とも）。
サピックスなら二番手ぐらいのコースのほうがよいのではないかと思う。
⑥志望校の過去問を解く。
時期としては、夏以降。やり方は、時期別学習法を参考にする。
逆に、有名中の過去問をむやみに解くことはあまり奨めない。
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