時期による理科の学習法の提案（6年生）夏休みまで

理科の時期別学習法の提案

雙葉中入試対策・時期による理科の学習法の提案（6年生）夏休みまで

6年生夏休み

7月までの授業で、ひととおり受験理科の内容は習い終えます。といっても、あちこち忘れてしまっている受験生がほとんどです。
塾の夏期講習は全範囲の復習、および応用的な問題の演習になります。

ここでの提案ですが、夏期講習が始まる前に講習のテキストを見て(事前にもらえなければカリキュラム表や過去のテキストを見て)、忘れている/自信のない単元を確認しておいてください。
そして、その回の授業は特にしっかりと聞いてくること、始まるまでに時間のある場合はざっとテキストを読んでおいてもよいでしょう。

弱いところを意識して、しっかり埋めていく、穴をなくすことが夏休みの課題です。
雙葉中合格のためには、まんべんなく理解し、知識をつけていないといけません。その土台を固めるのが夏休みです。

弱点分野→(自分で復習)→授業→復習→克服
普通分野→授業で忘れていることを覚えなおす→復習で定着させる
得意分野→授業で解く問題は全問正解を目指す→完璧に
私の授業では弱点補強を徹底的に行う時期です。

講習とは別に、ひととおりの知識確認をすることをオススメします。
この次期でしたらメモリーチェックでよいでしょう。62単元ありますから、1日2単元ずつ進めれば終わります。
内容は簡単ですが、意外と忘れていることもあるものです。基礎が埋まっていると、秋以降の演習がより有効になります。

塾のない時期には、1～2年分過去問を解いてみてください。
今までの塾の問題とはかなり違うことに気付くはずです。「今までより簡単」と感じるかもしれませんし、「こんなの習ってない、どうしよう」と思うかもしれません。

出来なかった場合もそんなに不安になることはありません。受験までの5ヶ月で、対応できるようになればよいのです。
この次期に過去問を解く目的は、実際の入試問題がどのようなものか知り、これからどのような勉強をしなければいけないのかを把握することにあります。

雙葉中では「長文の問題形式に対応できるようになること」「より詳しい知識をつけていくこと」が、6年後半のテーマになります。

著者：A. M.

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